AGコペンハーゲンがファイナル4進出!!

  AGコペンハーゲン 33-36 FCバルセロナ

4月28日、AGコペンハーゲン(AGK)が、欧州チャンピオンズリーグ準々決勝第2戦で、FCバルセロナ(FCB)と対戦しました。

第2戦の会場はFCBのホームコート、スペインバルセロナのパラウ・ブラウグラナ。 会場には5000人の観衆が集まり、デンマークからは300人のAGK応援団が駆けつけました。

ホームに戻って気合いの入るFCBに対し、終始押され気味の展開となったAGKですが、 この試合ではRBオラフル・ステファンソン、LWグジョン・シグルドソンのアイスランド勢が活躍。 ステファンソンの華麗なロングシュート、シグルドソンの速攻&サイドシュートで得点をつなぎ、一方的展開となるのを阻止。 ディフェンスではGKカスパー・ハビトの安定したキーピング、 守備のスペシャリストであるラース・ヨルゲンセンの奮闘で、失点を食い止めました。

またAGKは成長著しいマッズ・ラーセンが攻守両面で貢献。オフェンスが膠着した時間帯にベンチから登場し、 相手ディフェンスを突き飛ばしながらの強烈な突破など、身体接触の強さを生かしたプレーを見せました。

第1戦はオフェンスが機能しなかったFCBですが、この日はエースのシアルヘイ・ルテンカが活躍。 RBからのミドルシュート、ポストに入ってのパワープレーなど、様々な引き出しを駆使して9点を記録しました。

試合は36-33でFCBが勝利。しかしファイナル4進出チームはシリーズ2戦合計の総得点で決まるた め(総得点が同じ場合はアウェイ得点の多いチームが勝利)、第1戦で 6点のアドバンテージを得ていたAGKが勝ち上がりを決めました。

第1戦のレポートはこちら

準決勝の相手はアトレティコ・マドリー

5月2日、チャンピオンズリーグファイナル4の組み合わせ抽選会が行われ、AGKはアトレティコ・マドリー(スペイン)との対戦が決定しました。 アトレティコ・マドリーはマケドニア代表RBキリル・ラザロフ、 フランス代表RWルーク・アバロらを擁する強豪。AGKはFCBに続いてスペイン勢との対戦となりました。

ファイナル4からは1戦決着方式。準決勝は5月26日、決勝は翌27日にドイツのランクセス・アリーナで開催されます。

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協力 / AGコペンハーゲン




整列するAGKメンバー           2011年チャンピオンのFCB


AGKの激しいディフェンス         ミケル・ハンセンは厳しいマークに遭いなが
                      らも要所で活躍


守備のスペシャリスト ヨルゲンセン    安定したキーピングを見せたGKハビト


LWシグルドソンの速攻           シグルドソンはAGK最多の8点をマーク


左腕ステファンソンが活躍         RWニクラス・エクベリはサイドシュート、
                      速攻などで5点を記録


FCBのエース、シアルヘイ・ルテンカ(左)は  FCBトマス・ゴンザレスのサイドシュート
両軍最多の9点を記録


ファイナル4進出を喜ぶAGK         ロッカールームのAGKメンバー
中央はマグナス・アンデルソン監督